空手にはいろんな流派や団体が存在しており、それぞれ違う競技ルールで組手試合を行っています。
細かく分けるときりがないので、そのうちの三つ、「ノンコンタクト系」「フルコンタクト系」「MMA系」を有名なRIZIN選手とともに紹介していこうと思います。
ノンコンタクト系
「伝統派」や「寸止め」などと言われることもあります。松濤館流・糸東流・剛柔流・和道流の四大流派が代表的です。統括団体としては日本国内では全日本空手道連盟(JKF)、世界的には世界空手連盟(WKF)等があります。
※WKFルールについての詳細はこちら↓
WKF組手(https://skarate-lab.pro/wkf-kumite-olympic-rule/)
WKF形(https://skarate-lab.pro/wkf-kata-olympic-rule/)
相手を倒すことではなく、相手に技を決めることで得られるポイント数を競います。
「刻み突き」や「裏回し蹴り」、「投げや崩しからの下段突き」が試合ではよく見られます。
有名なRIZIN選手は堀口恭二選手ですね。
フルコンタクト系
「直接打撃制」、「実践空手」「極真ルール」などと言われることもあります。「空手バカ一代」で有名な大山倍達が体系化しました。極真会館とその多くの分派等で採用されています。
顔面への手技攻撃がなく、相手を倒せば勝ちです。
「後ろ回し蹴り」や「胴回し回転蹴り」等の多彩な回転技、「ローキック」等の相手を削る技が特徴的です。また、「下突き」も多用します。
有名なRIZIN選手は那須川天心選手ですね。
MMA系
「バーリトゥード空手」や「格闘空手」と言われます。代表的な団体は大道塾や禅道会です。
立ち技だけでなく、寝技の攻防があるのが特徴です。
有名な出身選手は朝倉未来選手ですね。
他にも色々あるよ
空手には上記で紹介した以外にも色々なルールで組手試合が行われています。
防具付き空手、ポイント&KOルール等がそうです。
防具付き空手は1927年と本土伝来初期から行われており歴史は長いです。
また、最近ではフルコンタクト系とノンコンタクト系の折衷ルールを開発する試みがよく見られます。
まとめ
まともに殴る蹴るをすれば怪我をするという単純な理由のために、空手には安全に戦うための様々なルールがあります。
どれも一長一短な面がありますので自分に合ったルールを選ぶことが大切でしょう。
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